大根おろしで美肌になれるという噂!本当に効果があるの?大根の可能性を考えてみる。
寒い冬が近づく今日このごろ、お肌のトラブルはなにかとつきものですよね。
美肌になりたいがためにエステに通ったり、高級スキンケア用品を使ってみることはありますが、出来ることならお金をかけずに美肌になりたいところです。
そう思っていた時、美容界隈から「大根おろしで美肌になれる」という噂を聞きつけました。
大根おろしといってもいろいろな食べ方があります。生がいいのか、熱したものがいいのか。
塗り薬のような感じで炎症部分に塗るという説もあります。
一体何が正しくて何が間違っているのか?独自に考察してみました。
大根に含まれる有効な成分
イソチアシオネート:抗酸化作用
大根にはイソチオシアネートという酵素が含まれていて、これが美肌作用に一役買ってくれます。
大根おろしがたまに辛くなることありませんか?それがイソチアシオネートです。
私たちは常に呼吸をしていますが、呼吸することで体内には活性酸素が生成されます。
活性酸素によって体が酸化されると肌も衰え、老化が進行してしまいます。
イソチアシオネートはこの活性酸素を除去する作用、つまり抗酸化作用があり、これによって老化を抑え、また代謝もアップしてくれます。
大根の酵素は熱に弱いので、生のまま食べるようにしましょう。
皮ごとすりおろしてビタミンC
美肌のために大根を食事に取り入れるなら、皮を剥くなんて論外です!
なぜなら、大根の皮には「ビタミンC」が豊富に含まれているから。
ビタミンCにも前に述べた抗酸化作用があり、その他にも体内でのコラーゲン生成促進、メラニン色素生成抑制作用など
美肌を目指す人に嬉しい作用がたくさんあるので
皮ごと摂取しない手はありません。
アミラーゼ:便秘改善で美肌
アミラーゼはごはんなどの炭水化物=デンプンを分解する分解酵素のことで、これが大根には豊富に含まれているので、
胃腸の動きが鈍っている時も改善してくれます。
また、便秘は美肌の大敵ですが、胃腸の動きを改善しつつ食物繊維の多く含まれる食品を摂取すると
吸収力が上がり便秘改善効果も期待できます。
大根を皮ごとたべたり、大根の葉も一緒に調理すると食物繊維の摂取量があがります。
大根自体が噛み応えもありますし、よく噛むことで満腹感も得られダイエット効果にもつながります。
おすすめの食べ方
ここまで述べた大根の特徴を踏まえて、大根を食事に取り入れる際のポイントは以下のようになります。
- 酵素を取り入れたいなら生で食べる
- 皮にはビタミンC・食物繊維
- 食物繊維の含まれる食品と合わせれば便秘改善
- かみごたえがあって満腹感が得られる
このポイントを踏まえて、美肌に効果的なレシピを紹介します。
やはり大根おろしは気軽に取り入れやすそうです。
イソチアシオネートは辛み成分でもあるので、辛い大根おろしの方が美肌効果を期待できます。
イソチアシオネートは大根の先端のほうに多く含まれているので、先端は大根おろしでいただきましょう。
もちろん皮つきでビタミンCも摂取。
どうしても辛いのが苦手な方は、中間部から上の部分の大根おろしでも酵素をとれるのでそちらを食べましょう。
こちらはおからを使った大根餅。
おからには食物繊維が豊富に含まれているので、一緒に取り入れることで便秘改善効果が期待できます。
生の大根をそのままサラダにすれば、かみごたえもあり満腹感を得られ、ダイエット効果が期待できます。
カロリーも高くなく、加熱せず生で食べると酵素もあるのでいいこと尽くめですね♪